北海道の「山の戸籍」づくりの事例をアップいたしました。
フィールドコーディネーター
・社団法人北海道森と緑の会
・林業普及職員OB
●どうやって「山の戸籍」づくりを進めたの?-こんな方法で呼びかけました
・どんな人を対象に?
北海道札幌市または、近郊在住者で、間伐などが遅れている森林を所有する不在村森林所有者を対象としました。
・どうやって所有者を探しだしたの?
各森林組合、森づくりセンターの林業普及指導員、林業グループからの情報提供や聞き取り調査から探していきました。
・こんな方法で呼びかけました
PR冊子「応援します、あなたの山の戸籍づくり」を活用し、手紙、訪問、電話などで、「山の戸籍」づくりへの参加を呼びかけました。
●「山の戸籍」づくりで工夫したことは?
電話をかける際には、所有者が仕事から帰宅する時間をみはらかって電話するようにしました。またフィールドコーディネーターの所属団体について、時間をかけて、どういう団体なのか説明・理解してもらいました。
最初のアプローチとして、現地調査結果をもとに、間伐や適正なその他の施業の必要性について森林組合から連絡をした上で、こちらから電話することで、よりスムースに戸籍づくりに関心を持ってもらえました。
また、「山の戸籍」づくり管理簿のほか、補完資料として、森づくりセンター(林業普及指導員)が作成した、現在の森林の健康度、また将来に向けての「生産目標」「現在必要とされる手入れ」「次回の手入れ時期」「将来予想される姿」等を記述した、「森林の健康診断書」などを持参し説明することで、具体的な方向性を提示しました。
●所有者さんの反応は?
- 父親から元気なうちに一度境界等を教えてもらおうとしたが、実現しないうちに亡くなった。
- 小・中学生のころに父親に何度か山に連れて行ってもらったことはある。このため、森林の位置は承知していたが、現況を把握していなかったので、今回の調査内容で、どこにどのような森林があることや森林の現状と必要な手入れ等が分かった。「山の戸籍」づくりに参加して本当によかった。
- 今後とも森林を管理して行くが、「山の戸籍」づくりフィールド候補管理簿等を参考にさせてもらう。
- 1林分あたり2~4枚の写真を使用してあり、林況とともにエゾシカの角こすりや野ネズミの被害状況等が伝わり、効果的であった。











